満月の下の狼

ガシッ。ん…?
見るとあたしの服を時雨が掴んでいた。

時雨「い…くな…」

時雨がそう言った。あたしに行くなと…
んー/////かわいい!

いやいやいや。そんな事考えてる場合じゃない!
どうしよ。でも…ギュウウ。
あたしが迷っているのが分かったのか握
っている手を強めた。

美月「わかった。いかないよ?」

そうあたしが言うと安心したのか微笑んだ。
なんちゅー、可愛い生き物だ…っ!
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