満月の下の狼

蒼空「あんたさ、まだ気づかないの?」

気づかない?何を?

蒼空「仕方ない。」

そう言うと髪の毛に手を当て引っ張った。

…!!ウイッグだ!
ウイッグを脱いだあとの髪は綺麗な金色の
髪だった。

あ!!!

美月「蒼空って、蒼空!?」

蒼空「やーっと、気づいたかぁ。」

ギュッ。あたしは嬉しくて蒼空に
抱きついた。
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