満月の下の狼

美月「ん…」

あ、起きたかな?

美月「ふぁぁぁ。もう、昼休みかぁ。」

凪沙「もう放課後だよ?」

俺が美月ちゃんにそう告げると、
最初は普通に返してくれたものの、突然
ビックリしてこちらを振り向いた。

かっ、かわいい…。

が、すぐさまマスクと眼鏡を付けた。

あー、もったいないなー。

美月「てか、誰?」

え。俺らの事知らないの?第一、媚び売る
前に同じ学校なのに俺らの事知らない
とか…。
< 9 / 330 >

この作品をシェア

pagetop