さよなら苺飴
君から貰った香水どうすればいい?
言いたいことは山程あった
けど何を言ったらいいか
どうしたら
いい結末になるかわからなくて
私もただ君を見つめた
普段こんなに丁寧に私の頭を撫でることなんてない
君のゴツゴツの手の感触を
頭で覚えられるように
全神経を頭に注ぎながら
君をゆっくり見て
眠くて堪らないと言わんばかりに瞼が重くなるのを
なんとか閉じないように開きながら私はただただ君を見つめた