さよなら苺飴





ふと目を覚ますとあたりは真っ暗だった
ああ、私はいつの間にか寝てしまったのね


まだ夜だから君はいるだろう
きっと今はトイレに行っているのかな




ふとカーテンに目を向けると本当に少しひかりがこぼれていた

私は寝ぼけた体にはとても過酷だろうと
しかも私は極度の低血圧なのに
急いでカーテンに向かい開けた



・・・・・・ああそうか
もう朝だったのね


うんざりするほど綺麗な晴れだった

きっと君がいたらとてもいい日なのだろう


左目から1つ
右目から1つ
今度は数え切れないほどの涙が出てきた



まるでなにかの映画のワンシーンみたいね






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