恋に落ちるなら君がいい
「澪。
こうなる事を君が望んでいたのかは分からない。
俺の勝手な行動だ。
愛し合わない2人が結婚する意味なんてない。
そう考えた俺の勝手な行動で
砂月さんを傷つけることにらなったのは
それは…
彼女の蒔いた種だ。
澪が心を痛める必要はない。
だって彼女は…」
「待って‼」
砂月の叫び声が
響き渡る。
「それ以上は言わないでっっ‼」
泣いているのか叫んで居るだけなのか…
そんな事
俺には関係ない。
「彼女が君たち2人を引き裂いた張本人なんだから。」
俺の言葉に
澪が砂月を震える眼差しで見つめると
砂月はテーブルに突っ伏して泣き始めた。