恋に落ちるなら君がいい



だからどこかで線を引いていた。


はち切れそうに燻る感情を


抑えることで


ギリギリの理性をずっと保っていた。



でも


最初から


再会したあの日


あの瞬間


君を見つけた時に


何もかも捨てて

捨てさせて

こうしていれば良かったんだ…。





例え君が俺を嫌いになってたとしても…。


君が泣きじゃくったとしても…。





俺の想いをぶつけられるのは



君だけなんだから。


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