恋に落ちるなら君がいい


「私…こんなに払うお金ないよー?」

困って慌てる彼女もまた可愛い。


「何言ってるの?全部プレゼントに決まってる‼」


「えっ⁉

なんか凄い申し訳ないけど…


ありがとう‼」


そう

その笑顔が見たかったんだ‼


嬉しそうに1着、1着を手に取り見ていく


その隣りに座って俺も足下に置いていた紙袋を手に取り中身を見てニヤついた。




「いやー、これを買うのが1番大変だったよ…」

わざと少し困った顔で俯いて見せると

「まさか、高価な服…じゃないよねっ⁈」

澪が真っ青な顔をして俺の顔を覗き込むから


ここで種明かし‼


「これだよ、これ‼」

そう言いながら

たくさんのランジェリーを出して見せると


途端に彼女の顔がみるみるうちに赤くなる。


「えっち‼変態‼

下着…慧一がSHOPに行って買ったの…?」

真っ赤になって恥ずかしそうに聞いてくる。


いちいち可愛いから

からかい甲斐がある。


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