恋に落ちるなら君がいい
「男1人でランジェリーSHOPは予想を遥かに超えて恥ずかしかったな…。
でも…
これなんか澪に似合うと思う‼」
そう言って白い下着をだすと
「バカっ‼」と奪うようにとりあげて、そそくさとそれを紙袋にしまっていく。
そんな可愛い姿を見ていると
すぐに押し倒したくなるけど…我慢。
澪を連れ去って10日が経つけれど
澪はまだ…
それを許してくれない…。
「ねえ…いつになったらいいの?」
俺の問いにきょとんとした顔をする。
「何が?」
「だから…その…愛し合う行為について。なんだけどさ…」
俺の返事を聞いて
ほのかにぴんく色に染まる頬。
理性を保つのがこんなに大変だなんて思わなかった。