恋に落ちるなら君がいい
最初の恋の終わらせ方最後の恋の初めかた。
私達2人の「間違い」
それは
私達2人の気持ち。
昔と何かが違ってしまっていること。
それの答えを見つけた時
きっと私達は一緒に
幸せへの一歩を踏み出すことができる。
それが例え困難な道程でも
叶わないかもしれなくても…
思うようにいかなかったとしても…。
遠回りをし過ぎてしまったから…
あまりにも周りを巻き込んでしまったから…。
「ねえ、絶対にこっち!この白い花だよ!」
「澪は分かってないなぁ…あの子は男だよ?
それなら絶対に青い花‼」
「どうして男の子。だなんて分かるのよ…絶対に白い花っ‼」
お互い
譲れない意見。
慧とこんなにも意見が合わなかったのは初めて。
だから
白と青。両方の花束を作って貰った。
お店の人は言い合う私達を苦笑いで見てたけど
意見が合わない。という初めての体験は
花束を手に取った時には笑い話になっていた。