強い女
今は亡き母親の雑音が耳に響いた

「…どうして遺伝子は同じなのに、真奈と同じことができないの…?」

バンッ…!!

ドアを思い切り閉めた
誰もいない部屋が出迎える

「ハハッ……どうせあたしは出来損ないよね…」

そのまま服を脱ぎ捨て熱いシャワーを頭からかぶった
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