セピア‐ため息の行方
「うっふ。まあ現実的には会える年齢は此方で自由に選べるから、その事は無用な心配でしかないんだけどね」


「あら?!便利。好きな年齢を自由に選べるなんて。って言うか、たとえば100歳で死んだとしても17歳の姿形そして気持ちや感覚を望めば、それが叶うって事だよね?」
   と愛は未稀に質問した。


  すると
「ピンポン。まっ、そう言う事ね」
  と未稀は愛の質問に答えた。
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