セピア‐ため息の行方
  とその時恭の今までの星空に対する思いがいっぺんに解き放たれ、恭は星空を思いっきり抱きしめた。


「あー!恭。どれだけこの瞬間を待ち望んだ事か……」


「ぼ・僕もさ。せ・星空。大好きだよ!」


  この後二人はフレンチキスを皮切りに恭の唇が星空の首筋を捉えると、星空は首筋が感じるのか思わず星空の口から悩ましい声が漏れた。


  だから恭は首筋にキスマークが出来るまで星空の首筋をややきつめに愛撫して、そしてやがて星空のふっくらとした胸を経由しゆっくりと下へ降りてゆき、やっと二人は結ばれた……。
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