Rain
…そう、美雨さんのお墓の前だ












―――昨日の夜、私は壱成さんに連絡して、美雨さんのお墓の場所を聞いた


壱成さんは、「俺は仕事があるからついて行く事は出来ないけど……」と言って、かなり詳しく場所を教えてくれた






















私は、お墓に手を合わせ、美雨さんにずっと聞きたかった事を問い掛けてみた





「…美雨さん………私の事……恨んでますか………」
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