Rain
ずっと、私のせいで先生を苦しめていると思っていた

だから、私なんて存在している価値がないって

でも、そんな私を必要としてくれている人がいる

美雨さんだって『雪の事、もう一度笑わせてくれてありがとう』って言ってくれた

誰かに必要とされる事

それがこんなに嬉しい事だなんて


思わなかったよ―――
< 282 / 324 >

この作品をシェア

pagetop