Rain
無事ケータイを見つける事が出来たので、急いで、いつもの溜まり場に向かおうと玄関に来ると、クラスの地味グループの2人が傘立ての前でギャーギャー騒いでる


「嘘!?私の傘無いんだけど!」

「私のもだよー!」

「私の傘、お母さんが入学祝いにくれた高い傘なのに!」

「えー!?私のは普通の安い傘だから良いけどさ!」





どうやら彩が持ってったブランド傘は彼女の物のようだ












私はスタスタとその横をすり抜けて学校を後にした
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