LONELY
小学校の頃から、

「天然ボケ」

といわれてきた。

これは、

遺伝子の影響が大きいと思われる。


母もなかなかの

「天然ボケ」

で、

友だちが、初めてわたしの母を見て

「紗雪の天然はお母さんに似たんだね!」

といったぐらいだ。

ボケエピソードを日々あとを絶たない。



また話は戻るが、

大阪の雰囲気がないわたしは、

消極的で人見知り、引っ込み思案、

とても大人しかった。

ただ、とても内弁慶で

気の許した家族や友だちの前では、

よくしゃべり、よく笑う。

気の許せる友だちは、

片方の指で数えられるぐらいしかいない。

そのせいか、

休日も家で過ごすことが多い。

今日も1人で家で過ごしている。


ここで先程、話したボケエピソードについて

ひとつ紹介したいと思う。

突然ウォークマンがつかなくなった。

充電をしてもつかない。

電気屋さんにもっていって見てもらった。

「ここで充電できているので、
もしかしたら充電コードが壊れているかもしれないですね。」

家に帰って、

もう一度充電コードに

ウォークマンを差し込んだ。

しかし、ウォークマンは何も反応しない。

「仕方ない、コード買うしかないな。」

壊れたコードを捨てようとした時、、

あることに気づいた。。



充電コードが
コンセントにささってない。


「うそだろ。」

当然充電されない訳である。

もう一度コンセントにさして試してみた。


ウォークマンの画面が反応した。

「はぁー」

友だちに話すと、

「さすがやね。」

こんな事が日常茶飯事ある。

みんな

こんな感じに生きているのだと思っていた。

でも、

違うんだね。
< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop