君 色 の 扉




「やっぱり、お前は凄いな-…」


先生はいつも木村くんが走るごとに褒め称える。


先生から見ても、やはり木村くんの走りは凄いのだろう…






「え、そうですか?別に普通に走っただけですけど…」


少し照れ笑いしながら、先生に言っている木村くん。





私は、そんな二人の会話を遠目からジッと見つめるだけだった。





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