君 色 の 扉



"パーン!!"という銃声が響き渡り、ドンドン私の番へと近づいてくる。

『来ないで!!来ないで!!』と何度願っても、ジワリジワリと誰かに追いかけられているかのように、迫ってくる。



ついに、追いつかれる時が来て…
泣いてしまいそうな気持ちを必死で押さえ込み、口を"へ"の字のようにキュッと瞑り、スタートラインに立つ。


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