LOVE STORY+゚

「よっ!!名月、紅木!!」

そう言ってきたのはあたしの片想い人。

東条 海濤君っ!!

「おはよっ!!海濤!!」

香那が言った。

「おはよう。東条君。」

あたしと香那が言うと東条君は走って行った。               いいなぁ。香那は…

あたしも『海濤!!』って言いたぁい!!

「いいな…香那…」

「皆、『海濤』って呼んでんじゃん!!凛も呼んじゃいなって!!」

「そ…??」

「うん!!呼び!!」

「呼んでみるっ!!」

そう言ってると、もう学校まで来ていた。

< 4 / 57 >

この作品をシェア

pagetop