不良様と生徒会長様!


「そーだよ、新兄!姉ちゃんに頭下げたら呪われるよ!!?」



「どういうことそれぇぇぇ!!!?」




何それ!頭下げたら呪われるって何!?そんなことあんの!?てか、私人間!!!我人間やぞ!!!




「いや、ゴリラだろー。」




「お前は黙っとれバカ真司。」




お前に言われたらもう生きてけねぇ←





「フフっ。君たち本当に馬鹿だね。」



「新?」




涙を流しながら笑う新。そして、それにつられたのか笑いだす真司。私と良太は顔を見合わせてクスッと笑った。他人から見たらおかしな奴らだな。




「こんなに笑ったの久しぶりだよ。さて、歯磨いて寝ようか。」



「はーい。」



私、良太、真司の3人同時に手を挙げて返事をすると新はまたクスッと笑って洗面所に行ってしまった。
私はテレビの電源を消して、寝る準備を始め歯を磨き寝室に向かう。


この家、一人暮らしなのに広いし部屋ありすぎじゃね?まぁ、良いけど。てか、マジで全員一緒に寝んの?修学旅行とかなんかっすか。












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