不良様と生徒会長様!
「じゃあさっそく恋バナ始めよー♪」
「パフパフー。」
布団に入った途端、良太が恋バナをしようと言い始めた。真司は無表情で盛り上げる。そのテンションに付いていけない新は、即爆睡した。
「じゃあ、姉ちゃんはなんで新兄と付き合ったの?」
「私からなのか!?」
「勿論♡」
な、何で私からなんだよ!普通、やろうって言った奴からだろうが!しかも、こういうのしたこと無いから何言ったらいいか分からないんだけど…。
「私は…、正直、夜琉が死んでから彼氏はつくらないって考えてた。」
「でも、何で付き合ったの?」
「…アイツに似てたんだ。だから、付き合ったわけじゃない。喧嘩してばっかだけど、好きになってた。それだけ。」
「ぶははははっ!!!ゴリラがんなこと言うなんて…!あはははっ!!!」
腹を抱えながら涙を流しながら笑い転げる真司。良太も笑いに耐えていたが噴出して笑いだした。