不良様と生徒会長様!
「貴様らぁぁぁぁ!!!聞いておいて何だよそれ!!恥ずかしいだろーが!!」
「だって、ゴリラが…ぶはっ!!」
「海に沈めてやる。来い、真司ゴリラが。」
真司に蹴りを入れて、良太のケツ…いや、お尻に蹴りを入れて自分の布団に寝転がった。目の前で悶える真司と良太を他所に新は爆睡中now。
「お前ら悶えるならどっか行けや。新が起きるだろーが。」
「いや、姉ちゃんが悪いんじゃんか!」
「次は股間な、万年発情野郎が。」
「ヒドッ!!!」
何が酷いもんか。本当の事だろうが朝香良太くんよ。お前は、万年発情してんだろーが。ウサギかこの野郎。
「よーし、寝るかー。」
「いや、何で言った奴らが恋バナしないの!?ふざけんじゃねぇぞ!?」
真司と良太は、私の言葉を無視して顔まで布団を被るとわざとらしくイビキをかきはじめた。私は、もうつっこむ元気も無くなり仕方なく電気を消して寝ることにした。
勿論、翌朝2人をシメたのは言うまでもない。