不良様と生徒会長様!


何も言わず黙っている琉希。良太たちも黙っているため倉庫の中はシーンと静かだ。そんな中、私はお構えなしに話し続ける。




「何もできずにただ泣いて、アイツが死んで…。ずっと死のうって思ってた。」




ー…



『夜琉…っ、夜琉…!!ごめん!俺が強ければ…!!』



『…り、つ…。お前に会えて…よか、った…。』


『夜琉っ!!』




ー…





「だけど、私は死ねなかった。アイツの為にも生きようって思った。」




「…私は、生きていて良いんですか…?夜琉の為に。」



「…うん。アイツもそれを願ってると思う…。で、あのさ、このタイミングで言うのもなんだけど…。お前に撃たれたとこめっちゃ痛いんだけど…。」




私は、苦笑いしながらその場に綺麗に倒れ込むと良太が慌てて駆け寄ってきて、琉希も心配そうに私の顔を除き込んだ。




「琉希、私と友達になってくれない…?」



「はい…?」




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