不良様と生徒会長様!



「まぁ、良い。琉希、自殺なんてもうしないよな?」



「…はい。」



「よし!あ、それと夜琉の墓参りに行ってくれ。どーせ、行ってないんだろー?」



「…行きたかったですけど、行けなかったんです。」



「…まぁ、無理にとは言わないよ。ただ、琉希が行ったほうが喜ぶ。」




撃たれたとこを抑えながら立ち上がり、琉希に背を向け歩き出すと良太が私の隣に駆け寄り、何も言わずに並びながら歩き出す。前には、ホッとしたような顔をした真司とニコニコ笑う高橋が立っている。





「お前ら、帰るぞ!」



「はい!」




倉庫を後にしバイクに乗り黒風のアジトに戻る。バイク倉庫に戻し、家に帰ろうとしたら良太に病院に行けと怒られたので渋々病院に行って家に帰った。



そして、帰りを待っていた母さんと新に怪我がバレて正座で説教を受けた。



説教が終わり私は、「2度と怪我しない」と決心したのであった。













< 137 / 231 >

この作品をシェア

pagetop