不良様と生徒会長様!



「…僕は、君のこと好きじゃない。だけど、話せなくなるのは嫌だ。」



「…は?え、どうしたの?熱でもあんの?」



そう言うと八神は、「は?」みたいな顔をしながら私を見た。
…あれ?熱は無いの?ただ頭のネジが一本取れたとか?いやいや…、頭が元々良いからネジが一本取れただけでこんな事言わないか…。





「…もう良い。早く消えて。」



「何だよお前は!てか、可愛いなその顔!!写メ撮って保存していいですか!?」



「ケータイ壊すぞ。」



「うおっ!!」



ドアを開けられ、後ろから押された私は顔面から倒れた。運がいいことに誰も通っていなくて、私は顔面をおさえながら自分の教室に向かった。





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