不良様と生徒会長様!


歩き出したその時、後ろから何人かの声が聞こえたと思い振り向いたら草むらから見た事のある3人が現れた。




「ちょっとー!誰だよ、押したの!!」



「鈴木に決まってるでしょ。」




「悪いっ。悪気はなかったんだけどよ!」





私服姿の新と良太、真司が言い争っている。私と琉希は、何がなんだか分からずにぼーっと3人を見ていると、良太がそんな私達に気付きゴホンとわざとらしく咳をした。





「ちょっと気になって、ついて来ちゃった☆」




「何で墓参りまでついてくんだよ…。」




我が弟ながらおかしいだろ。何で気になってついて来てんだよ。別に喫茶店行って墓参り来ただけだろーよ。しかも、新まで巻き込んで…。真司はどうでも良い←






「さてさて、5人で遊びに行こうぜ!」




「何故そうなった。てか、黙っとれ爽やかゴリラ。」




「お前が黙れクソゴリラ。」




「死ねマジで。」





そんなこと言ってると良太やんねぇからな。覚悟しとけや、ゴリラ&ゴリラが。姉なめんなよ。











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