不良様と生徒会長様!
「…黒崎はどうする?」
「…えっ、私は…。」
「あの時のは、別に気にしてないから。」
この2人…。タブル天使に見えるのは何故だろう。私の目が可笑しいだけ?いや、天使だろコレ。まぁ、琉希は身長高い方だから天使っぽくはないけど可愛ええんだけど。ちょっ、眩しっ。この2人に後光が射しておられる…!!
「黒崎、行こうぜ!」
「…えっと…。」
「予定ないなら行こうぜ、琉希。多いほうが楽しいしさ。」
そう言うと琉希は少し考えてから何も言わず頷いた。すると、真司と新は琉希の腕を引き歩きだして、私と良太が取り残された。
「…さっき、夜琉の声が聞こえたんだ。」
「へぇ…。良かったね、姉ちゃん。」
「…まぁね。」