不良様と生徒会長様!


全ての授業が終わり、ラッキーな事にHRが早く終わったので私はスキップしながら帰ることにした。しかし、校門の前には数人のヤンキーが居て、皆が帰れないでいる。



「何処のやつらだ…?」



「あ、水無月さん!おいお前!並べ!!」


金髪のアシメが私に気づいて、私の前に整列させた。周りにいた生徒たちは、ポカーン顔でこっちを見ていた。



「お久しぶりです!」



「お前ら黒風の奴ら?何で居るんだよ。」



「11代目に連れて来いと…!」



11代目の名前は、朝香良太[あさか りょうた]。私の後輩で義弟だ。良太は、母親に捨てられて私の母さんが拾った。それからは、一緒に暮らしてんだぜー。











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