不良様と生徒会長様!



「すんません。一生ついてきます。」



「(*´▽`*)」



「襲っていいですか?」



「殺すよ?」




いや、グーで殴ることないじゃんか。そりゃあさ、夕方に言う事じゃないけど。可愛すぎる方が悪い!私は何にも悪くない!!




「とりあえず、別れるとか言わないで。」




「…うーす。」




「はい、でしょ?」




「はーい。」





棒読みで返事をする私を呆れたように見てため息をつくと、そっぽを向いている私を置いて歩き出す新。私は、急いで小走りして新の隣に並ぶ。





「そういえば、生徒会の仕事終わったの?」




「終わったから帰ろうって言ったんでしょ?終わってなかったら帰らないし。」





それもそうか。新、生徒会の仕事きっちり終わるまで学校に残ったりするからな…。こう見えて真面目らしい。









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