不良様と生徒会長様!




「本当に、女じゃないよね…チッ。」




「舌打ちすんなし!」




メッチャ怒ってんじゃん!私に回し蹴りかましたくせに!全部私だけ悪いみたいなんだけど!!ていうか、私の尻はめっちゃ痛いんだけど!!




「帰ろうか。」




「…そうだね。」




私と新は、小さく笑い並んでまた歩き出した。分かれ道で別れて家に帰ると、家には誰もいなくシーンとしていた。私は、部屋に直行し部屋着に着替えると長くなった髪をピンで留めてリビングに向かった。


リビングに入り、冷蔵庫からコーラを取り出してソファーに座りながら飲み始めた。久しぶりに飲んだせいか炭酸にシワを寄せたが、慣れて何口か飲んだ。






「もう少しで文化祭か…。めんどくせぇなー…。」






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