不良様と生徒会長様!




ー・・・




その後、私と新は祝福されながら先生たちに少し説教されて何も喋らず家に帰った。新は、無理やり良太に家に泊まらせられて気まずいまま夕食を食べ、私の部屋で話すことになった。





部屋に入り5分。一言も喋らず、部屋はシーンと静かである。





「…その、ゴメンね。あんなとこで…。」





「いや、良いけど…。その、結婚って…。」




「…嫌…?」





うおぉぉぉぉ!!!気まずいよぉぉぉぉ!!!どうしよう!!どうしたらいい!?これじゃあ、気まずいまま何も喋らず寝ることになってしまう!!




「嬉しかったけど…、私でいいの…?」




「いいから言ったんじゃん…。」




「…私こそ、キスしてゴメン…。」




「…嬉しかったから許す。」





上から目線だな、おい!てか、もう気まずいのどうにかしてよ!なんで気まずいの!?どんだけなの私達!
…ここでキスしたほうがいいのか?キスして「好き」とか言ったほうがいいの?





「…。」




一応、チュッと軽く触れるだけのキスをしてみた私。すると、一瞬で何が起こったか分からないがいつの間にか目の前に新が居て、下にはベットがある。
まさかの押し倒されてる…!!!










< 211 / 231 >

この作品をシェア

pagetop