不良様と生徒会長様!
第2条
保健室事件
あれから一週間。特に何も無くて平和(?)に生活していた。そんなある日、私は珍しく体育で怪我をして保健室にやってきた。
「先生ー…。あれ?居ない…。」
保健室に入ると、先生は居なくて1箇所だけカーテンで仕切られていた。
「自分でするしかないか…。」
椅子に座り、体操着を脱ぐ。中にキャミソール着てるから大丈夫!だけど、打ったとこめっちゃ痛いんですけど。
ーシャッ
「ふぁー。眠っ…。」
「あ?」
カーテンを開けて出てきたのは、紛れもない八神だった。八神は、私の姿を見て目開きながら驚いている。
「ご、ごめん…!」
「い、いや大丈夫だ!」