不良様と生徒会長様!
いや、迷惑じゃないけども。どう接していいか分からんのよ。それに返事をどうしようか迷ってんねん。これが、人生最大の悩みなんだよ!私、どうしたらいいんですか!?
神よぉぉぉ!!!こんな惨めな私に教えておくれぇぇぇー!!
「まぁ、落ち着きな。折角の休みなんだし2人で出かけて来たら?」
「母さん!?」
「アンタ可愛い服持ってないでしょ?私の貸してあげるわ。」
柄にも無くルンルンしながら私の背中を押す母さん。いつの間にか母さんの部屋に連れていかれて、大量の可愛らしい服を見せられた。
白やピンク、リボンやハートにフリルなどなど…。私には程遠い存在の物がいっぱいだ。
「やっぱり、ガーリーな服でまとめましょ。」
「ちょっ、」