不良様と生徒会長様!
「急になんだし。良いからOKなんだろ。」
「…ありがとう。」
熱があるせいなのか、ふにゃっと笑う八神にノックアウトされた私。ちょっと、脳内が崩壊状態だ。
「水無月…、そのキス、してい?」
「は!?」
突然の爆弾発言やないかい!!カワイイ顔して何言ってんの!!!
「ていうか、キスしたい。」
「ちょっ、ん!?」
私を押し倒して、いきなりキスしてきた八神。びっくりして動けない私の目の前に八神の顔。私は、恥ずかしくなってまた顔を赤くした。
「やが、んっ。」
初めてにしては長い!!息が持たない!そして、心臓も持たない!!八神先輩、そろそろやめてください!!!←
「…ごめん。いきなり。」
やっと離れた八神。私は急いで酸素を取り込む。酸素よぉぉぉ!我に力をぉぉぉぉ!!!!もう、無理です。呼吸がままなりません。