不良様と生徒会長様!
「やっぱり良太なんだ。鈴木が女役とか気持ち悪いもんね。」
「普通に言ったけど、俺めっちゃ傷ついてるからな!?もっと、オブラートに包んでから言ってくれ!」
「嫌だけど。それより、夕飯の手伝いしてよ。2匹増えたからさ。」
「そーだぞ、鈴木真司犬。お前の餌も作んないといけねぇんだからなー。」
「犬をつけるなよ、水無月ゴリラ。」
「てめ、風呂に沈めんぞカス。」
「すんません。」
それから私と良太は夕飯づくりを再開して、新と鈴木真司はソファーに座りテレビを見始めた。私はテレビを観ながら何やら真面目な顔をして話している2人を見ていたが、良太に「気にしない方がいい」と言われたので、作るのに専念した。