【空色の未来[海色の過去]】
≪第10章 夏休み前日≫
夏樹side
季節は7月中旬、美緒が転校してきて
2、3日がたっていた…
てか…
もうすぐ夏休みじゃねえかよ!!
今年も夏祭り、花火大会、海、プール…
ぜってえ満喫してやるんだからな!!
あっ、そうだ…美緒も誘ってみよう。
彼奴…あんま外とか出なさそうだし
健康に悪いってよく言うじゃん…
美緒の浴衣姿…やべえ!!絶対似合う!!
水着姿……絶対、直視したら鼻血ふく…
まあ取り合えず…
そうと決めたなら、美緒の所直行するぜ!!
「そこでニヤニヤ百面相して何しようとしてんの?」
ビクッ
「べ、別に…」
やべえ…よりによって朔弥に見つかるなんて、俺運ねえな…
「別に夏樹が夏休みに美緒さんを連れ出して遊びにいくことなんて言わなくても全部聞こえてましたよ♪」
コノヤロー!!
全部聞こえてたのかよ
「じゃあ俺、今から美緒のところ行く」
俺は朔弥の返事を待たずに美緒のいる
教室に向かった…
教室に行くと美緒は窓側で気持ち良さそうに寝ていた。
「なあ美緒、起きろよ!」
「な……に…」
寝ぼけなまこな声で伸びをしながら答える。
「今年の夏休み皆で色んなとこ行こうぜ!!」
「いや」
即答…。
え、
「何でだよ~。一緒の方が楽しいだろ」
「熱いのいや、外でるのいや、人が沢山いるのもっといや。」
駄々をこねるような美緒の言い分に頷きそうになるが…
俺は一歩も譲る気はない。
でも頑として美緒も答えを変えるつもりはないらしい。
くそ~、ぜってえ一緒に行くんだ!!
美緒と無言の睨み合いをしてると
「おい、美緒と何話してんだ。」
ビクッ
俺の後ろから響也が話しかけてきた。
マジびびった…。
「別にたいしたことじゃない。」
たいしたことだよ!
俺は美緒と一緒に夏休み出掛けんだ!!
「そうか…美緒もらうぞ。」
そう言って、響也は美緒を抱き上げて教室を出ていった。
もう響也!!美緒がまだ一緒に出掛けんのOK言ってくれてないじゃんかっ。
そのあと
俺はぶつぶつと文句を佳祐にぶつけて
佳祐がキレて涼介に当り涼介は朔弥に
チクって俺と佳祐はこっぴどく怒られた…。
季節は7月中旬、美緒が転校してきて
2、3日がたっていた…
てか…
もうすぐ夏休みじゃねえかよ!!
今年も夏祭り、花火大会、海、プール…
ぜってえ満喫してやるんだからな!!
あっ、そうだ…美緒も誘ってみよう。
彼奴…あんま外とか出なさそうだし
健康に悪いってよく言うじゃん…
美緒の浴衣姿…やべえ!!絶対似合う!!
水着姿……絶対、直視したら鼻血ふく…
まあ取り合えず…
そうと決めたなら、美緒の所直行するぜ!!
「そこでニヤニヤ百面相して何しようとしてんの?」
ビクッ
「べ、別に…」
やべえ…よりによって朔弥に見つかるなんて、俺運ねえな…
「別に夏樹が夏休みに美緒さんを連れ出して遊びにいくことなんて言わなくても全部聞こえてましたよ♪」
コノヤロー!!
全部聞こえてたのかよ
「じゃあ俺、今から美緒のところ行く」
俺は朔弥の返事を待たずに美緒のいる
教室に向かった…
教室に行くと美緒は窓側で気持ち良さそうに寝ていた。
「なあ美緒、起きろよ!」
「な……に…」
寝ぼけなまこな声で伸びをしながら答える。
「今年の夏休み皆で色んなとこ行こうぜ!!」
「いや」
即答…。
え、
「何でだよ~。一緒の方が楽しいだろ」
「熱いのいや、外でるのいや、人が沢山いるのもっといや。」
駄々をこねるような美緒の言い分に頷きそうになるが…
俺は一歩も譲る気はない。
でも頑として美緒も答えを変えるつもりはないらしい。
くそ~、ぜってえ一緒に行くんだ!!
美緒と無言の睨み合いをしてると
「おい、美緒と何話してんだ。」
ビクッ
俺の後ろから響也が話しかけてきた。
マジびびった…。
「別にたいしたことじゃない。」
たいしたことだよ!
俺は美緒と一緒に夏休み出掛けんだ!!
「そうか…美緒もらうぞ。」
そう言って、響也は美緒を抱き上げて教室を出ていった。
もう響也!!美緒がまだ一緒に出掛けんのOK言ってくれてないじゃんかっ。
そのあと
俺はぶつぶつと文句を佳祐にぶつけて
佳祐がキレて涼介に当り涼介は朔弥に
チクって俺と佳祐はこっぴどく怒られた…。