【空色の未来[海色の過去]】
美緒side
響也は自分の憧れの先輩について
今まで見たこと無いようなキラキラとした輝いた表情で私に話してきた
響也って本当は夏樹より
表情豊かだったんだね
それだけで微笑ましく想った…
だけど、
話を聞いていくうちにその総長は
響也の憧れの総長は
彼奴に似てたから…
彼奴の過去に似てたから…
まさかと思い
「その…総長って……?」
覚悟が決まらないまま
無意識に私は聞いてみた…
「それはな…」
聞かなければ良かったのに…
私の唇は止めるのを許さなかった
「世界最強の男と言われた…
“龍崎 レオ”(リュウザキ レオ) だよ」
ほら…やっぱりね
神様は何時までも残酷に歯車を回しては誰かが傷つく未来を手渡す…。
また…私は、人を傷つけるの……?
てかまた…人に甘えるの?
あの事を…もう忘れたの…?
彼奴や仲間が死んだのは私のせいなのに
私のせい…
私のせい…
私のせい…
私のせい…
私のせい…
……
イッ…嫌ッ…嫌
イヤーーーーーッ!!
「嫌っ…ごめんなさいごめんなさい…」
「おいっ!!」
「もう消えて…お願いっ…嫌!!」
「美緒!!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
響也side
美緒は声を張り上げて叫びだした…
何を言っても美緒には届かない
俺は美緒の唇に自分のを
重ねて深いキスをした
凄え嫌がってたけど…
次第に酸素を求めてグッタリとなり
落ち着いた頃に唇を離した…
「美緒…」
返事はないが手が微かに俺の服の袖を
引っ張った…。
フゥー…
ったく心配かけさせやがって
お前が目の前で苦しんでんのに
何にも出来ねえ俺ってマジで情ねえな
でも、絶てぇ逃がさねえよ…
てめえの闇全部受けとめてやんだって
決めたんだからな…
それによ…
もうそろそろてめえの体の方が
限界なんじゃねえの?
だから
さっさと吐いちまえよ…全部…
俺は美緒の額にキスをした
気絶したのに美緒の体は震え上がってて
眼からは涙がつたっていた
俺はそっと服の袖で涙を拭ってやり
そのままもう一度階段に腰を落とした。
夜空には最後の締めの大きな花火が
打ち上げられ盛大な連発の花火が
夜空を染めていた…
腕の中で眠る美緒を覗きこむと
もう苦しそうにはしていなく
安心しきったような顔をしていた。
「本当…お前は何をそんなに護りたくて…何を背負ってんだよ……。」
また夜空を見上げたが
もう空には花火は打ち上がってはいなく
屋台にまた灯火がついた…。
響也は自分の憧れの先輩について
今まで見たこと無いようなキラキラとした輝いた表情で私に話してきた
響也って本当は夏樹より
表情豊かだったんだね
それだけで微笑ましく想った…
だけど、
話を聞いていくうちにその総長は
響也の憧れの総長は
彼奴に似てたから…
彼奴の過去に似てたから…
まさかと思い
「その…総長って……?」
覚悟が決まらないまま
無意識に私は聞いてみた…
「それはな…」
聞かなければ良かったのに…
私の唇は止めるのを許さなかった
「世界最強の男と言われた…
“龍崎 レオ”(リュウザキ レオ) だよ」
ほら…やっぱりね
神様は何時までも残酷に歯車を回しては誰かが傷つく未来を手渡す…。
また…私は、人を傷つけるの……?
てかまた…人に甘えるの?
あの事を…もう忘れたの…?
彼奴や仲間が死んだのは私のせいなのに
私のせい…
私のせい…
私のせい…
私のせい…
私のせい…
……
イッ…嫌ッ…嫌
イヤーーーーーッ!!
「嫌っ…ごめんなさいごめんなさい…」
「おいっ!!」
「もう消えて…お願いっ…嫌!!」
「美緒!!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
響也side
美緒は声を張り上げて叫びだした…
何を言っても美緒には届かない
俺は美緒の唇に自分のを
重ねて深いキスをした
凄え嫌がってたけど…
次第に酸素を求めてグッタリとなり
落ち着いた頃に唇を離した…
「美緒…」
返事はないが手が微かに俺の服の袖を
引っ張った…。
フゥー…
ったく心配かけさせやがって
お前が目の前で苦しんでんのに
何にも出来ねえ俺ってマジで情ねえな
でも、絶てぇ逃がさねえよ…
てめえの闇全部受けとめてやんだって
決めたんだからな…
それによ…
もうそろそろてめえの体の方が
限界なんじゃねえの?
だから
さっさと吐いちまえよ…全部…
俺は美緒の額にキスをした
気絶したのに美緒の体は震え上がってて
眼からは涙がつたっていた
俺はそっと服の袖で涙を拭ってやり
そのままもう一度階段に腰を落とした。
夜空には最後の締めの大きな花火が
打ち上げられ盛大な連発の花火が
夜空を染めていた…
腕の中で眠る美緒を覗きこむと
もう苦しそうにはしていなく
安心しきったような顔をしていた。
「本当…お前は何をそんなに護りたくて…何を背負ってんだよ……。」
また夜空を見上げたが
もう空には花火は打ち上がってはいなく
屋台にまた灯火がついた…。