アタシとアイツの秘密
「・・・・あれ?」
春日が不思議そうに首をかしげた。
「何?」
「ん、いや何でもない!教室行こ!!」
「あぁ...うん」
なんだったんだろう、
まっいっか!
アタシ達は教室へ向かった。
「何、今時席順出席番号?!ふざけてんね、この学校!」
「仕方ないよ、制服で決めたんだから...」
「んーまぁそうね。じゃあしばらくバイバイ!」
あたしは、「た」。春日は「し」なので
席が隣になる事は無かった。
そんで、アタシの席の隣は誰よ??
・・・・・・園田真奈って人と、
え?何て????
あたしは目をこすった。
ついでに頬もつねってみた。
もう1度座席表を見る。
・・・いくら見ても変わらない。
どうして?
なんで?!