アタシとアイツの秘密
「ねぇ、お2人さん?御邪魔してごめんなさいね」
「なーに春日?!」
「あぁ?誰だてめぇ」
「誰でもいいわよ、この際。どーでも良いけど周りの目気にしなさいよ」
・・・・わぉ。
すごく睨まれてる。
「・・・・ッ、バカ勇貴のせいだよ。この阿呆!」
「っるせぇ。結季、やんのか?!」
「やってやろーじゃんよ!!」
「てめぇ等ぁああああ!!!!!」
「「はっ、はいぃ...」」
春日がついに怒ってしまった。
「静かにしろって言ってんだろぉがよ?あ゛ぁ?!」
春日にはお母さんの元ヤンの血が流れてるっぽい...
時々荒くなる。
「ごめん、春日」
「うん!分かれば良ーのッ!!」
その後の笑顔はたまらなく可愛いんだけどね。
「はぁ。あの女なんだよ」
そういう勇貴をアタシは無視して自分の席に着いた。
席についてもアイツはアタシの隣に居るんだけど。
「おい、無視すんなよ!」
お前はアタシの後をついてくんなよ。