*幸せ*
何時もの待ち合わせの場所。


蓮は何時も私より速く着いてて。


それは、今日も一緒で時計台のに寄っ掛かっている背中が少しだけ見えた。


まだ、私に気づいてないらしくこっちを振り向かない。


脅かそうとおもって静かに近づいく。


段々と鮮明に見えてくる蓮の背中。


それに違和感を覚える。


……


「!!?」


足が止まる。


あ、


ダメだ…………………………………


ダメだよ‥‥‥‥‥


「れ、れん……?」


乾いた唇から微かな声が洩れるは、届かない声。

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