Returns *リターンズ*



涙を流しながら、私はまた眠りについた。



私の願いが届いたのか、

夢の中ではまりちゃんが笑っていて。



『藤倉って、いつでもどこでも寝れるんだな』

『おー、藤倉はこういうのが好きなのか』

『藤倉、顔真っ赤』

『藤倉、お前も笑えよ』



まりちゃん。


まりちゃん。



どうしよう。



もうあなたなしじゃ、いられないよ…。



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