きみに想う 〜赤の民族〜
家に戻ると叔母が支度を終えていた
「雫!どこにいってたの?!
この街を明日の朝でるわ」
「うん」
いつも貴族から逃げ、転々として来た
叔母は母の妹で魔力はない
雫が両親を亡くしてからは
一緒にいてくれた大切な人
「ありがとう、叔母さん」
叔母の胸に抱きつき
雫も街を出る準備をして
早くに眠りについた
その夜
海斗に掛けた
加護の力が働いたのが分かった
何か海斗に危機があったんだ
前に雫が海斗に教えた通信の魔力が働き
雫の腕に文字が浮かび上がる
”イツモノバショニキテ''
雫は叔母の制止も聞かずに
家を飛び出し
あの湖へと向かった
「雫!どこにいってたの?!
この街を明日の朝でるわ」
「うん」
いつも貴族から逃げ、転々として来た
叔母は母の妹で魔力はない
雫が両親を亡くしてからは
一緒にいてくれた大切な人
「ありがとう、叔母さん」
叔母の胸に抱きつき
雫も街を出る準備をして
早くに眠りについた
その夜
海斗に掛けた
加護の力が働いたのが分かった
何か海斗に危機があったんだ
前に雫が海斗に教えた通信の魔力が働き
雫の腕に文字が浮かび上がる
”イツモノバショニキテ''
雫は叔母の制止も聞かずに
家を飛び出し
あの湖へと向かった