きみに想う 〜赤の民族〜
「女っ気ないって、そっちなんじゃないと
官舎でも噂になってますよ」
「はぁ?馬鹿じゃねーの?
そんな訳あるか!俺は普通の22歳の男だ」
ジョッキの酒を一気に飲み干す
「オレは聞いたこと有りますよ
副隊長は初恋の君を今でも思っていて
その為に騎士に所属しているって」
海斗は最後の後輩の話を聞いてなかった
1人の店員の女しか
目に入らなかったから
気づけば
その店員を追いかけていた
「あのっ…」
振り向いた女性店員は
不思議そうに
海斗と視線を合わせ
首を傾げている
「すみません、なんでもないです」
官舎でも噂になってますよ」
「はぁ?馬鹿じゃねーの?
そんな訳あるか!俺は普通の22歳の男だ」
ジョッキの酒を一気に飲み干す
「オレは聞いたこと有りますよ
副隊長は初恋の君を今でも思っていて
その為に騎士に所属しているって」
海斗は最後の後輩の話を聞いてなかった
1人の店員の女しか
目に入らなかったから
気づけば
その店員を追いかけていた
「あのっ…」
振り向いた女性店員は
不思議そうに
海斗と視線を合わせ
首を傾げている
「すみません、なんでもないです」