きみに想う 〜赤の民族〜
あれから何杯か
後輩たちと飲みまくり
官舎へ帰ると
ベロベロに酔った状態だった
中庭のベンチに座り
夜風に当たり酔いを醒まそうとしていると
青の部隊隊長が
海斗の隣に座った
「その様子だと、街の女の子は初恋の君ではなかった?」
「お前だろ、面白がって人を男色家と噂したり
初恋の君とか話し流してんの」
「昔は可愛かったのにねー
素直で頑張り屋でー
今の海斗は面白みに欠ける」
「別にあんたのために生きてるんじゃないから」
面倒見がよく、誰よりも周りに気を配れる頼れる兄貴的存在の桃矢隊長
海斗の過去を知り
一緒に学んできた仲間
海斗は酔いが醒める前に
部屋へと戻った
後輩たちと飲みまくり
官舎へ帰ると
ベロベロに酔った状態だった
中庭のベンチに座り
夜風に当たり酔いを醒まそうとしていると
青の部隊隊長が
海斗の隣に座った
「その様子だと、街の女の子は初恋の君ではなかった?」
「お前だろ、面白がって人を男色家と噂したり
初恋の君とか話し流してんの」
「昔は可愛かったのにねー
素直で頑張り屋でー
今の海斗は面白みに欠ける」
「別にあんたのために生きてるんじゃないから」
面倒見がよく、誰よりも周りに気を配れる頼れる兄貴的存在の桃矢隊長
海斗の過去を知り
一緒に学んできた仲間
海斗は酔いが醒める前に
部屋へと戻った