きみに想う 〜赤の民族〜
飲み屋なんていつもは行かないのに

隊員達が

飲み屋の店員に可愛い明るい髪の子がいる

って話しているのを聞いたから

一度見てみたいと思い

後輩たちに付き合った

自分の求めている子ではないと

行く前から分かっていた

あの子は

簡単にその辺にはいない

あって今更何をしようとするのか

あの時とは違う

今の自分を知ってもらいたい?

あの時の罪悪感から逃れたい?

わからない…

とにかく俺は、君に逢いたいんだ

そのまま海斗は

眠りについた
< 26 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop