きみに想う 〜赤の民族〜
白の部隊の訓練ではなく

城の女官として働き

城の高い位置から

広い訓練上を見ると

青の部隊がいる

逞しく凛々しい海斗の姿

同じく訓練上をみている

女官が騒ぎ出す

「キャー、海斗副隊長と桃矢隊長がいる」

「2人ともカッコイイわよね〜
しかも家柄も申し分ないって、狙ってる女が山のようにいるのに、2人ともフリーなのよね」

「あんなも狙ってるの?」

「いや、わたしは目の保養というか見て満足よ」

キャピキャピと話し

雫の存在には気づいてないのか

更に話しを続けるようだった

海斗に視線を戻すと

ファンなのか

数人の女性が海斗の周りに集まっている

「デレデレしてる…」

雫は仕事に戻った

なんか胸がすっきりとしないが

気のせいだと思い仕事に励んだ
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