きみに想う 〜赤の民族〜
「昔はなんでも話してくれて
可愛いかったのに」

海斗のその言葉に何故かぷつんとスイッチが入った

「女官に人気があるようね
毎日わたしなんかに構わず、女官に優しくしたら?」

「はぁ?」

海斗は何故突然雫が怒り出したのか

分からないと戸惑った様子ある

止まらなくなった雫は

海斗を残し

里菜ないる部屋に戻った
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