きみに想う 〜赤の民族〜
「ここはわたしが受ける!だから怪我の手当てを!」

貴族の攻撃を受けていた若いタヤルの男は

手に怪我を負い

血で真っ赤になっていた

風で防御を築き

火を貴族に向けて放ち

その場は守りに徹し

仲間たち数人が駆けつけたため

雫は珠留の家へ走った

「珠留!凛子!」

矢が飛んだり、攻撃魔法がそこら中に飛び

焼け焦げた匂いがする
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