運命の人。
HIROTO✩side


『えーーーーーーー!』


『HIROTOだ!なんで!?いるの!?』

うるせぇな。なんだこの女。

『うるせぇよ、俺がここにいたら悪いかよ』


ぶんぶん頭を振るコイツ。頭そろそろ取れんじゃねぇか?

『でも、なんでここに!?』

不思議そうに興味津々に聞いてくるコイツ。
今さらだけど意外と可愛いかもしれない。

『俺、今日からここの1年生だし』

『あ、花恋と同じ高校一年生だもんね♪そかそか♪
……………………えーーっ!同じ学校!!!??』


花恋ていうのかコイツ。ってかここにいるんだから
そりゃそうだろ!!!馬鹿だコイツ


『お前、馬鹿なの?変なやつだな』

『花恋は馬鹿じゃないし変なやつでもありません!』

『はいはい。』


まあ、面白いやつがいる学校なんだな。


ーーーーー…………
俺は6組か。
上に、花恋って名前があるけど
まさかアイツと同じクラスとかありえねぇよな?




っておい!!!同じクラスかよ!
だって俺の隣に座ってるし
てか、この席順、おかしくね?
なんで名前の順で横に並べんだよ!

『げっ…同じクラスなの??』

花恋が嫌そうな顔で聞いてくる…

『だったら、なんだよ。俺と同じで嬉しいだろ?』
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